6年前に発見モササウルスの化石新種だった

2015年に日本でも大々的に公開された映画ジュラシック・パークシリーズの新作「ジュラシック・ワールド」。テレビCMではプールから巨大な恐竜が飛び出し、餌のサメに食いつくシーンが印象的でしたね。
あの恐竜はモササウルスという種類で、日本では2009年に北海道の胆振管内むかわ町穂別で化石が見つかっていました。最近、研究の末にこの化石が新種であったことがわかりました。研究を進めていたのは米国シンシナティ大の小西卓哉助教や町立穂別博物館の西村智弘学芸員。世界で初めて、海生爬虫類の化石のなかで夜行性であったと推測されたそうで、ロンドン自然史博物館が学術誌で論文を発表しました。
この新種はモササウルス類のなかでも小型のハリサウルス亜科グループで、推定全長3メートル以下とされています。モササウルス類は世界で70種ほど知られており、日本ではこれで4例目になりました。
小西助教らは、他種と目のくぼみの大きさや鼻の高さを比較し、モササウルス類で初めて両眼視が可能であったと確認。近縁のヘビで、両眼視が発達している種が夜行性である点、ハリサウルス亜科のひれが未発達なことから泳ぎが不得意で、生存競争を避けるため暗闇に乗じて捕食していた可能性が高い点から夜行性であったことを推定しました。
モササウルスのことを映画がきっかけで知った方も多いと思いますが、予備知識として知っておくのもいいですよね。絶滅した恐竜たちが、どのような生活をおくっていたのか、一恐竜ファンとしてとても興味があります。